市と懇談 地元自営業者の悲鳴を聞いて!!
5月22日(金)午後2時より、大和郡山市産業振興部地域振興課の方々と新型コロナウイルスによる影響についての対策とあわせ、昨年(2019年)10月の消費税増税により大変な営業とくらしになっている怒りと悲鳴の声を届ける懇談を行いました
乾会長は、
「私たちは今本当に大変な状況に置かれている。自営業者をまもるため、地域経済を守るためにも、もっと積極的な対策を大胆に行ってほしい」
「他市の進んだ取り組みに大いに学び、今こそドンドンと市民・自営業者を守るために税金を使うべきではないですか」
「商工会や環境協会等に限らず、こんな時だからこそ垣根等を超えた取り組みと懇談等が必要ではないですか」
「情報をHPに掲載していると市、行政はすぐに言うが、使用できない市民もたくさんいる。市の広報誌『つながり』への掲載や新型コロナウイルスに関連する情報をまとめたモノを市民にわかるようにしてほしい」
などの意見を述べ、
市担当課長からは、
この間の取り組み・対応などを順を追って丁寧に説明されながらも、こちら側の声にしっかりと耳を傾け、今後の対応等について改善等もしていきたいと言っていただけました
現在、自営業者にとって直接的対策となるものは
①奈良県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金 個人事情主10万円 中小企業20万円
②大和郡山市新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金 1事業所に10万円
大和郡山市新型コロナ関連・事業継続支援金の中身は、
≪対象事業者≫
以下の要件をすべて満たしている事業者です。
●令和2年3月1日から令和2年6月30日までに、本市でセーフティネット保証4号、5号又は 危機関連保証のいずれかの認定申請をしている
●当該認定により令和2年9月30日までに金融機関で融資を受けている
●本市に主たる事業所を有しており、本市へすべき市民税等の申告をしている
●市税の滞納がない
≪支援金額≫
1事業者あたり 10万円
私たち大和郡山・斑鳩民主商工会からは、対象となる条件にあるセーフティネット4.5号や危機関連保証の融資に限らず、日本政策金融公庫を利用して新型コロナウイルス対応をしている事業者も対象に入れるべきだと意見を述べました
市担当課長からは、「他市を見ながら今後は他の金融機関も検討のひとつとして考えさせてくだだい」との回答がされました
さらに大和郡山・斑鳩民主商工会からは、「融資・借入れをしていないで乗り切ろうと選択し、頑張っている自営業者もたくさんいる。大和郡山市内にいる全自営業者を対象に一定額の給付を行うなどの支援も検討してほしいと付け加えました
また、
⑦「大和郡山うまいもんマルシェ」や⑧元気城下町「さきモグチケット」などの取り組みも紹介させ、参加店舗登録の呼びかけに民商の会員さんもぜひ一緒に参加をとの呼びかけもありました
大和郡山・斑鳩民主商工会はこれまでから毎年秋に『自治体キャラバン』の取り組みで、実行委員会を結成し、統一要求書を提出し、また、会独自の要求書も作成・提出して、市部課局と数日間に渡り各部2時間の交渉を行ってきました
日常的に市各部課局との対話を行っていますが、こうした場を設け、深く懇談を行うという経験は、20年ほど前の国保課(短期保険証・資格証明書の発行と滞納整理問題について)との懇談にさかのぼります
地元の自営業者の声を直接届ける取り組みは、必ず行政を動かすチカラになると思っています
4月上旬に取り組んだアンケートの集約結果もしっかりと手渡し、声を届けてきました
営業とくらし、地域をまもる取り組みを大和郡山・斑鳩民商は応援します!!
みなさん、私たち大和郡山・斑鳩民主商工会は、全国の仲間の経験を生かした要求解決・実現にみなさんと一緒に取り組みます
ひとりで悩まず、お気軽にご相談ください!!
〒639-1028 奈良県大和郡山市田中町191-3
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